スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

春画を見に行った

春画を見に行った。
エロ本を読んだとかそういうことではなく、浮世絵の。
場所は栃木市「あだち好古館」。

表向きには東海道五十三次の初版とか、喜多川歌麿とか狩野派とか展示されている。

春画が展示されているという事はあまりおおっぴらに告知していないようで、
館内の春画展示スペースはレンタルショップの18禁コーナーよろしく、黒いカーテンがかけられている。
展示数はさほど多くはないが、版画以外にも筆で描かれた物や陶器、根付などバリエーション豊富。

個人的に特に良かったものは筆で描かれた絵巻物。
多くの様々なシーンが一コマ漫画のように描かれているが、デフォルメが顕著で可愛らしい。
その一コマ漫画一つ一つに漢文で添えられており、おそらくはそのシーンの説明になっているのだと思う。

私は漢文が読めないので具体的にどう書かれているのかは分からないが、
驚いたことにその文の中に歴史上の人物の名前があった。
「平相国」「源義家」「常盤御前」「源為朝」「藤原~」などなど。
帝の絵もあり、ご丁寧に「□□帝」と名前がわざと伏せられているものもある。
つまりこれは、歴史人物のエロ二次創作なのである。
この時ほど漢文が読めない自分を残念に思ったことは無い!

そんなわけでユーモラスな作品があって楽しめたのです。

個人蔵ということだが、正直言って展示されている環境はよろしくない。
蔵をそのまま展示場にしており、虫は入ってきて蚊には刺されるし、ライティングも悪い。
なにより湿度調整されていないので、展示物にもよくない。
純粋に美術鑑賞を目的として行ったのでやや残念な気持ちになってしまったが、
「蔵に眠った古物を見学しに行く」というような心持ちで行けば、より楽しめたのだろうと思う。

本当かどうかは知らないけど高校の時分、歴史に詳しい友人が
「発見はされたけど公序良俗に反するとかなんとかで文化庁が公開しない春画があるらしい」みたいなことを言っ

てて、
「なんだよ、エラい人はわかってねーなー!公開しろよ!」などと言い合ったのだけど、
よくよく考えてみればそれは今と価値観が違う時代の話、幕府の規制を免れて
現代人でもドン引きのシロモノが眠っているのかも知れない。
浮世絵が海外にも受ける高尚な文化としての認知を維持するには、公開も差し控えられているのかも知れない。
実際は大した事ないのもかも知れないけれど。
スポンサーサイト
[ 2015/09/08 00:55 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://kuzunouraha.blog117.fc2.com/tb.php/269-5eb71210


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
%comment_day